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占有状況等に関する特記事項、解説③-20

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③物件の占有状況等に関する特記事項


占有状況等に関する特記事項、解説③-20

―記載事項―

○○が占有している。同人の賃借権は,差押え(仮差押え・滞納処分による差押え)後に期限が経過している。

この場合,仮差押え又は滞納処分による差押えは差押え前のもので,差押えは本件競売手続の差押えのことです。

差押え・仮差押え・滞納処分による差押え後に期限が経過した短期賃借権は,それ以降の更新は買受人に対して主張することができないと考えられています。

したがって,買受人がその負担を引き受けることにはなりません。

ただし,売却までに仮差押又は滞納処分による差押えが効力を失ったときは,その賃借権の期限経過が差押え前である限り,賃借期間の更新を買受人に主張できることになり,買受人がその短期賃借権を負担として引き受けることもあり得ますので注意してください。


(注)平成15年の民法改正(平成16年4月1目施行)により短期賃貸借保護制度は廃止されましたが,法の経過措置により,なお短期賃借権が認められる場合の記載です。
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